3連休最終日。
23日月曜日祝日、台風直撃の中、日本百名山、荒島岳登山に行ってきました。
登山レベルは災厄のC.
標高1500mの風速は25m以上。

ちなみに風速25mと言うとほぼ飛行機が欠航になる風速。
普通なら登山なんてとんでもない状態です。
しかも、標高は1500mちょっとと言えど、目指すは日本百名山、荒島岳山頂。
標高は伊吹山より少し高いくらいですが、登山者に聞くと近くにある同じ百名山の標高2700mの白山より、1500mの荒島岳の方がきついそうです。
それだけ険しい道のりだと言う事です。
ちなみにこの荒島岳は地元の人達からは大野富士と呼ばれているそうです。
先週末から台風が接近していて、月曜日が一番やばいよって言われてました。
でも、僕は台風来てても中止にする気はなくて、ダメなら下山してくればいいから人数減ってでも行けるメンバーで行こうって思ってました。
ただの今回の登山は無謀な登山ではなく、かなり情報を集めてコースは思ってたより雨でも危険度が少ないと言う事と、雨でも登山者がいると言う事。
ただ一番怖いのは霧と風だから災厄、最初の元スキー場のリフトの最終地点まで登って下山して九頭龍温泉入って帰ってくればいいと思ってました。
そして、朝8時登山口をスタート。
土砂降りで爆風の中をスタートしましたが、約1時間過ぎた辺りから原生林の中に入り、雨も爆風をすべて原生林が受けてくれるので僕たち登山者は風の影響は全くなし。
山頂に着くころにはネットの情報では台風は温帯低気圧変わってました。
今回の登山、最初に50代くらいの男性とすれ違い、途中であきらめて下山してきたとの事でした。
僕たちは諦める気はなかったのでそのまま前進。
途中休憩しているときに、後ろから20代の男性が一人僕たちを抜いて行きました。
彼曰く
「登山者がいなかったら辞めようと思ったけど、車があったから登ってきました」との事。
そんな彼と山頂で再び会いました。
話をしたら彼は何と京大の大学院生。
バイクで京都から福井に来て、日曜日に白山登って月曜日に荒島岳にチャレンジしたとの事でした。
台風直撃のずっと雨の予報だった3連休。
そんな状況なのに京都からバイクで福井まで来て百名山二つにチャレンジしてる若者。
そんな若者の無謀とも言えるチャレンジ、僕は大好きです!!
そんな京大生くんも一緒に雨の中みんなで下山しながらいろいろな話をしてたらあっと言う間の下山でした。
こうやって山で出会うと親近感がわいてきて、このままさよならでは寂しすぎるので、名刺渡してインスタ交換して
「名古屋来たときは是非!!」ってジムの話もしました。
こんな出会いは何かのきっかけとなりそうなので。
荒島岳、本当に心に残るチャレンジとなりました!!




