地獄の8kg減量

名古屋のキックボクシングジム[GET OVER]代表、中島稔倫のブログです。地獄の8kg減量

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地獄の8kg減量

先日やまとやで、いつも東京での試合の時は応援に来てくれるさくちんさん(元学生キック王者)と飲んでて、僕が現役時代拳を交えたさくちんさんの後輩にあたる学生キック出身の選手の話題になった。
僕が拳を交えた学生キック出身の選手は2人、2人ともさくちんさん同様元学生キックのチャンピオンであり、その後全日本キックバンタム級チャンピオンまで登りつめた名チャンピオン。
一人は東海太郎(谷山ジム)、もう一人は土屋ジョー(谷山ジム)、両選手とも僕は全日本時代にバンタム級のベルトを賭けて戦った。
94年3月、赤土公彦さんが返上し空位となった全日本バンタムのタイトルを賭けて東海太郎と戦った。
この試合、急遽決定した試合で決まったのが11日前。
東海と王座決定戦を行う予定だった選手が怪我の為欠場、回りに回って決まった試合、考え方によっては無謀だし逆を考えれば願ってもないチャンス。
僕は後者の考え方でラッキーだとしか考えなかった。
しかしその日の練習後の体重は62.0kg、バンタム級のリミットは53.52kg。
11日で8kgちょっと減量しなければいけない。
カロリーがどうだとか炭水化物を減らすだとかたんぱく質がどうだとか医学的か科学的減量法か知らないけど語る人がいますが、こういう場合は何も通用しません。
11日後の朝9時の後楽園ホールでの計量で53.52以下でパスする事だけ、ただそれだけしか考えていません。
練習で2kg落としその後の銭湯のサウナで1kg落とす。
夜寝る前に少し水分とっても朝のロードワークで落とせる。
それ以外何も口にしなければ3日間で8kg落とせる。
ベルトが目の前にぶら下がってるという気持ちだけで2日で57kgまでは楽々落とせた。
何も口にしないのは辛いから朝はパン1枚、昼はコンビニのサンドウィッチ、夜はコンビニの和菓子1品とリアルゴールドで過ごした。
でもなかなか57kgと56kgの間で足踏み状態。
最後の5日間は朝パン1枚と夜の和菓子(ようかん)とリアルゴールドのみ。
水分が完全に抜けてるから手のひらはかさかさで紙で切れてしまうくらい。
当日計量だったから前日はそのかさかさの体をさらにサウナで水分を抜いて当日の朝の計量を52.9kgでパスをした。
僕の初のタイトルマッチ、この試合の結果は5Rフルに戦いドロー。
王座決定戦の為1Rの延長戦を行い、判定負けに終わりました。(公式結果はドローで残ってます。)
たしかこの試合、僕の10戦目か11戦目。
後にも先にもこんな辛い減量はありません。
今ではなつかしい思い出。
ムエチキ氏に顔に落書きされたさくちんさんとキック談義をしながら、話に出てきた戦友たちを思い出してふとそんな減量を思い出しました。
減量は自分との戦い。
1度ストイックな世界に入って自分と見つめあうのもいいかもしれません。
滝に打たれるとかそんな事より、日常生活で簡単に出来る精神修行です。


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2012/01/23(Mon)
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